ブティは、17~18世紀の南フランスで盛んに作られた伝統の手芸。2枚の木綿布を重ねてステッチし、裏からコットンヤーンを詰めて模様を浮き上がらせる独特のテクニックが、美しい陰翳を作り出します。小物作りを通して、宝石のようなブティのテクニックを基礎からマスターしていきましょう。
全て完成すると、裁縫道具シリーズがそろいます。(1作品2~4回)
「ピンクッション」基本的なテクニックを学ぶ
「ニードルブック」前回学んだ技術の応用と新たなステッチ技術を学ぶ
「ジュエリートレイ」前回学んだ技術に加え、さらに丁寧な仕上げを学ぶ
「ティッシュケース」バックステッチとブランケットステッチによる縁どりの仕立てを学ぶ
「ポーチ」ブティに加え、キルティング、バイアステープをつかっての仕立てを学ぶ
「はさみケース」前回までの復習
ご受講にあたって
別途教材費が必要です。(1作品2,300~4,600円位)
ご入会の際、初回教材セット(3,667円税込)をご購入いただきます。
内容:ピンクッションキット(図案、作り方説明書、コットン布、手芸綿)、詰め糸、キルト糸、タペストリー針
<お持ちもの・ご購入いただくもの>
刺繍枠(内径12cm/ねじ式)・縫針・まち針・シンブル(キルティング用指貫 使い慣れていれば)しつけ糸・糸切りはさみ(よく切れるもの)・HB鉛筆・手芸用ペン(水で消えるタイプ、グレーか黒のシャープペンシルタイプまたは鉛筆タイプ)・30㎝定規
※手芸が全く初めてでお道具を持っていないのであれば、初回は手ぶらでもOKです(またはまち針や定規など持っているものだけでお持ちください)。
日程/カリキュラム
2024/04/11 2024/05/09 2024/06/13
講師紹介
-
ブティ作家 中山 弘美(ナカヤマ ヒロミ)
1999年ブティ製作を始める。2005年、南フランスのブティ美術館「ラ・メソン・デュ・ブティ」の講習会に参加、フランシーヌ・ニコールらブティ作家から指導を受ける。 08年東京国際キルトフェスティバル・日本キルト大賞の創作部門にタペストリー『花のアドレス』を出品、奨励賞を受賞。 09年バッグ部門に『草木花』、10年創作部門にタペストリー『楽園』入選。14年、16年、南フランスでのフランス・ブティ協会主催の展示会「Le salon national du boutis」に参加。作品展示、パターン販売を行う。 現在は創作活動と共に、自身の教室やカルチャースクールでブティ講座を開講。