京都仏師の伝統に基づき、仏像彫刻の技術が覚えられるように、最初は彫刻刀の持ち方や小刀一本による模様の板彫りから始めます。手足、仏頭など、部分の練習をし、技量に応じた指導を行い、仏像制作へと進めていきます。
<カリキュラム>
刃物と立体彫りに慣れるよう、模様彫りから始め、手と足そして3種の仏像のお顔(仏頭)の練習をします。
部分彫りが終了したら、いよいよ全身・光背を一式とする本格的な仏像の制作になります。
立ち姿のお地蔵様、座ったお釈迦様、そして観音様へと進み、その後は希望の仏像を彫ります。
ご自宅でも作業が出来ると進みが早いです。
ご受講にあたって
ご入会後、講師より道具の説明がございます。彫刻刀などお持ちの方は一度ご持参いただき、講師にご相談ください。
彫刻刀/各1本2,200~3,300円程度、練習用木材/各部位により220~1,650円程度
初心者の方は刀4本、刀袋、彫板、かね尺定規、テキスト:合計16,500円程度
※すべて税込
<お持ちもの・ご購入いただくもの>
筆記用具、テキスト「仏像彫刻のすすめ」(日貿出版/3,850円 税込)
教材費別途
日程/カリキュラム
2024/07/10 2024/07/24 2024/07/31 2024/08/28 2024/09/11 2024/09/25
講師紹介
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仏像彫刻家 井上 博史(イノウエ ヒロシ)
小さい頃からモノ作りが好きで、50歳で教員を辞職し、2003年より仏像彫刻を始める。安藤仁先生に師事し、2009年より安藤先生の助手を務めながら福島県を中心に4教室の講師を受け持ち、現在に至る。