コラム FPが教える 知ってトクするお金の教養

江戸時代の塾代はどのくらいかかっていたのでしょう?ファイナンシャルプランナーが”子供の教育 いま昔”を比べました。


江戸時代の塾代はどのくらいかかっていたの?

教育費というのは、いつの時代でも親の頭を悩ませる問題ですね。
江戸時代、子供が勉強を覚えるために通っていた塾と言ったら寺子屋。
一体どのくらいの教育費がかかったのでしょうか?

・入学金は4,000円~6,000円程度(赤飯・野菜などの物納でもよく、所得階層に応じて柔軟に対応してくれていた)

・月謝は中流家庭で8,000円、中の上で10,000円を少し超える

・月末に管理費として1,000円程度の支払いが発生する

・その他に盆暮れ正月のご挨拶として、それぞれの資力に応じて支払いがなされた

 上記の話を総合すると、江戸時代の教育費というのは年間で20万円程度かかったものと思われます。
江戸時代の大工さんの年収はおよそ250万円。単純計算すると年収の8%が教育費ということになります。
現代の会社員の世帯の平均年収が400万円と仮定した場合、教育費は年間で32万円。
文部科学省のデータによりますと、中学生のお子様を持つご家庭の平均塾費用は年間平均で約20万円かかるとのことですので、今も昔も教育費というのはあまり差がないことが分かりますね。


 

教育費を上手く抑えるポイントは使い分け!

 経費には削ってよい経費と、削ってはいけない経費の2種類が存在します。削ってはいけない経費の代表例は食費です。食費は生活の源になる物ですので、ここを削ることは絶対にしてはいけません。
実は、教育費も同じことで、削ってよい教育費と削ってはいけない教育費というのが存在します。
例えば、惰性で通っている習い事などがあるようならば、これは削ってよい経費に該当します。

 では、学習塾の場合はどうでしょうか。
運動系の習い事と違い、なかなか成果を計りづらいのが学習塾の特徴といえます。
見極める方法としては、子供が以前に比べて学習に集中している様子が見受けられるならば、続けさせておいてもよいと思います。
逆に、塾へ通っているにも関わらず学習に集中している様子が見受けられないようなら、塾以前の問題であるように思われます。端的に言うと、惰性で塾に通っているだけです。
まずは、どれだけ子供が集中しているのか?を継続のポイントとするのがよいと思います。

                       ファイナンシャルプランナー 石田正隆



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