世界の手仕事いろいろ

世界中どの国にも、その土地の風土の中で紡がれ、伝えられてきた手芸があります。海のむこうで受け継がれてきた手仕事をあなたもはじめてみませんか。憧れの国、知らなかった場所が少し近くに感じられるかもしれません。


トルコの伝統レース

トルコの女性たちは宗教や慣習から肌や髪をスカーフなどで覆います。そのスカーフの縁を美しく彩る飾りを「オヤ」といいます。
1本の縫い針と糸で結び目を作り、花などのモチーフを創り出す繊細で美しい刺繍。布の縁飾りだけでなくアクセサリーに応用してもとっても可愛いらしいです。



アジアの「包む」という文化

小さな布たちを手をかけ繋ぎ合わせることで一枚の布に仕立てる韓国のパッチワーク「ポジャギ」。
ひと針づつ丁寧に、他人への思いやりを込めて作ったポジャギでものを包むのは、福を包み込み、福を招くとされています。



ハワイアンブリーズを感じながら

ハワイでは昔から大切な人へのお祝いや別れのとき、生花や植物、シェルなどで作ったレイ(首飾り)を贈ります。今でもハワイの人々にとって欠かせないレイを、きれいなリボンを使って作るハワイアンリボンレイ。
南国の風とゆるやかな時間を感じながら丁寧につくっていきませんか。



プロヴァンスの白い布の彫刻

すべてが「白」というこの上なくシンプルな色のなかに生まれる陰影の美しさ…。
重ねた白い布にステッチを施し糸を詰めて模様を浮かび上がらせる技法で作られる「ブティ」は南フランス・プロヴァンス地方発祥の手芸。白い布の彫刻ともいわれています。



伝統的な模様を編む

シェットランド島原産の毛糸を使い、400年以上の伝統を持つ幾何学模様を編みこんでいきましょう。
1年を通じて寒く風が強い地域ですが、そんな風土に負けないような軽くて暖かいウールと明るい色味でその土地の人々の生活を感じられるかもしれません。



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